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隠れ家サロンの日常

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 「夏だ!」058.gifっと言えば、「海ぃ~!」070.gif
我が家は今週の休日、秋田の海へ海水浴へ行く予定を固めていた!
 去年の海水浴は、嫁が、浜辺で日差し(紫外線)がきついとブーブー不満050.gifを言ったので、
今年は、テントも買ってスタンばった↓051.gif
真夏は怪奇現象で! (旦那編)_a0259207_13474464.jpg

さ~て、「楽しみだな~!」003.gifなんて思っていたら・・・
突然!親父からの、『仕事手伝え!コール』が057.gif
聞けばこの灼熱地獄の中、トタン剥がしの作業らしい002.gif
015.gif仕方ない!行くか・・・』
今までの053.gif054.gifと変質し、
海で過ごす夏らしい休日が、業火(地獄の猛火)の労働日へと変った瞬間だった。

 翌日、現場に着き早速作業を始める。
古くなったトタン壁を取り替える為に、トタンを留めてあるクギを一本・一本、地道に抜く。
これが、今日の作業内容だ!
しかし、強烈に『暑い!』この日は朝から30度は楽に越える炎天下、
かえる君だってこの状態!↓
(熱いからこの体勢なのだろうか?まさか、隠れているつもり?『同色の術』を使っているみたいだけど・・・)
真夏は怪奇現象で! (旦那編)_a0259207_12195771.jpg

そんな中、今日は一日黙々とこれを続ける↓(奥に写っているオジサンと同じ作業をする)
真夏は怪奇現象で! (旦那編)_a0259207_10502185.jpg

 この時ほど、『なぜ、写真に暑さは写らないのか』真剣に考えてた。
そんな事でも考えなければ、とてもこの作業は乗り切れない!
(要は、暑さとは別の事であれば何でもよい!)

 さらに欲を言えば、こんな時こそ、
『暑さ』の認識を和らげてくれる脳内モルヒネのドーパミンを、
じゃんじゃん分泌して欲しいものだが、
暑さによる苦痛の方が、どうやら勝っているらしく、
頼みもしない不快のメッセージを、僕の脳みそへダイレクトに、じゃんじゃん送ってくれる。
どうやら、脳みその方も僕に似て『嘘をつけない性格』らしい。
「んっ?」良く考えれば、
人格および人間の行動・認識は、脳の持ち主が決定づけるものなのか?
あるいは、脳が持ち主の人格および人間の行動・認識を決定づけるのか?
いったい、どっちなんだろう?
上記の問題を、題材にした近未来SF映画が大好きな僕は、
いつも、こんな事を考えてしまう。
おそらく、現実は『分けて考えるべき質の問題ではない!」が、事の本質だろうけど!
閑話休題・・・

 この状況下で、暑さを少しでも回避する方法を考えた結果、
僕は、1つの名案を思いついた。
それは、『怖いことを考えれば、ちょっとは涼しくなるのでは?』作戦!
しかし、今は真夏の真昼間!
この季節、大忙しのお化けたちは、
夜、最高の登場を演出する為に、
(とにかく、奴らはファースト・インプレッション(第一印象)が命!っと言っても死んじゃってるけど、
 そして、人間どもを恐怖の底にたたき落とすのが『使命』・・・のはず!っと!その他に呪いとかもあるか~)

涼しい所で昼寝をしているに違いない!
夕方ぐらいになれば、お化けたちも、「ん”っ!ん”っ~!うらめしや~060.gifん”~ん!う~ら~めしや~060.gif
『あら、去年より声の伸びが悪いわ~!やだ!乾燥のせいかしら?』とか『声だし』の練習を始め、
その気配ぐらいは醸し出すかもしれんが、
今は、気配を全く感じない。

 それにしても、手元に手軽な怪奇現象がまったく無いのも『夏の困った問題』だ!
だか、よ~く状況を確認すれば、『灯台下暗シー』に陥っているだけ。
「あった!見つけた!喜んだ!」↓(なぜか、クギが自然に飛び出ている!)
真夏は怪奇現象で! (旦那編)_a0259207_11464127.jpg

決して自分で、クギを少し引き抜いて撮影したものではない!
その証明として、飛び出しているクギは完全に錆びており、
何かで引き抜いた形跡もない。(写真だと、ちょっと分かり難い?)
(クギは頭まですっかり納められている為、『くぎ抜き』で抜こうとすると、必ずトタンとクギに傷が入る)
よく見ると、結構、同じような状態のクギが結構ある↓
(色々考えたが、『なんらかの法則』はなさそうだ!例えば一つ飛ばしとか、抜けてる部分の高さに順序性があるとか)
真夏は怪奇現象で! (旦那編)_a0259207_11492948.jpg

 更によく検証してみると、建物の内部からトタンごと押されて飛び出しているような形跡はなく、
また、風によるバタつきで、この様な事態になっている様子でもない。
その証拠にトタンは、その他のしっかり留めらたクギのおかげでガタつきは生じていない。
つまり、明らかに人為でもなければ、自然現象下に起きた状態でもない!
って事は・・・

 「やったぜ!あった!怪奇現象」066.gif
・・・が!肝心の恐怖が欠落いている。(これが生じないと、涼しくならないので・・・)
頭をひねり考えたが、対象物がトタンとクギでは人間に畏怖の念を与えないらしい。
もし、これが、お菊人形の髪の毛や首部であれば、
『ザワリ』と神経を冷やすかもしれんが・・・

 結果、今、僕を冷やしてくれるのは、
『冷たい麦茶だ!』という至極シンプルかつ現実的な結論に至り、
その日は何度も、麦茶を飲んで暑さを乗り切った!
では、皆さんも夏バテにお気をつけて・・・
# by elk12-24 | 2012-08-02 17:58 | DIYの話   (旦那編) | Comments(0)
今日から8月でございます。

夏本番!! 毎日暑いですねぇ。008.gif
でも、冷たい物ばかり食べていると、後々体が悲鳴をあげてしまいますよ!!
お気をつけあそばせ034.gif

さて、今朝は1日という事で神社に行って参りました。
朝は涼しくて気持ちがいいですね。

アジサイがこんなに綺麗に咲いていました。
我が家の月1恒例行事(嫁です)_a0259207_1319641.jpg

我が家の月1恒例行事(嫁です)_a0259207_13194256.jpg


そして、この木は【御神木】です。
我が家の月1恒例行事(嫁です)_a0259207_13202815.jpg

必ず抱きついてエネルギーをチャージしてきます。

それから、この【真っ黒なとんぼ】見たことありますか?
我が家の月1恒例行事(嫁です)_a0259207_1321197.jpg

私は、岩手に来て初めて見ました。 
旦那様に聞いてみると、これは『めくらとんぼ』と言うそうです。
子供の頃、『触ると眼が見えなくなるぞ!』と大人から言われていたのだそうですよ。
# by elk12-24 | 2012-08-01 13:25 | 嫁日記 | Comments(0)
 突然だが、僕は棚を整理している。
留意していても、日々の生活中でどうしても不必要な物・事が
堆積&滞積していくから、棚に限らず時折、この作業は必要になってくる。

 以前は、かなりの数の本や雑誌をメインに、様々な物を蓄積していたが
最近は、抱腹前進並みの速度ではあるが、ペーパーレス化(パソコンへの取り込み)を進めている。
それでかなり物が減った!
※物ではなく事の方は、『すぐやる&まとめて出来る事は、まとめてやる!』
だいぶ、その蓄積量が減った。

 僕は基本的に不必要な物は、すぐ捨てるので『増殖の一歩を辿る』なんて
事態に陥る事はないのだが
どうしても捨てる事の出来ない物もある。
もちろん、その考え・価値観を変えなければ
何も解決しない事は、十分理解しているんだけど・・・
っで!それら品々の一部と僕の奮闘ぶり↓047.gif

1 ネジ・コード類 
※絶望的に再利用する確立は低いが、無ければ必ず買わなければならない物なので
今、持ち合わせている物を捨てる気にはならない。ゆえに、増殖傾向がみられれる。
又、その種類の多さ、および、代替不可の性質は極めて悪質な存在だと思う。
もちろん、『整理』という観点において。

2 写真類
※『スキャンしてパソコンに取り込む』
これで、この問題は簡単に片付くのだが
どこを探しても、それを実行する為に必要不可欠な、『気力』が見つからず。
少ずつは作業を進めているが、この問題は常時保留の状態。
『気力』が見つかり次第、処理するつもり。
(それが無いから困るんだけど・・・
 もし、コンビニに、『気力』という商品があり、30分・500円とかで売っていたとしたら
 横着な僕は、きっと買ってしまうだろう・・・)


 付帯になるが、フイルム写真を、パソコンに取り入れる作業をしていると
僕は不思議な感覚を覚える。
それは、フイルム写真をパソコン処理(スキャン)して取り込むと
なぜか同じ写真でも、そのままのフイルム写真より
取り込んだ写真画像の方が、価値が軽くなるような気がする。
更に、最初からデジカメで撮られた写真は、もっと価値が無いような気がする。
つまり、同じ絵柄の写真があったとしたら
(最初からデジカメで撮った写真<フイルム写真をパソコンに納めた写真画像<フイルム写真)って関係ね!
 フイルム写真だと
『コストが掛かっているから』(現像をお願いするとお金が掛かるからね)の部分を
差し引いても、なかなか捨てる事が出来ないから不思議だった。
(この疑問の回答は、ブログを書き進めるうちに発見した。下記にその回答あり)
目的は、ペーパーレス化なので、元のフィルム写真は捨てなければ意味が無いからね。

 以前、『たいしたこと無い・必要性なし・なぜこれが?』っと思ったパソコン画像を
整理(僕は、日付で分類している)した事があった。
(例えば、こんな↓画像。これは、偶然、ココアをかき混ぜたスプーンをシンクに置いたらこうなった)
『憧れのカケラ』が棚の奥から出てきた (旦那編)_a0259207_1310151.jpg


それからしばらくして、もう一度見たくなった画像を探したが、その画像が見つからない!
「どこに、分類したっけか?」
(以前は、写真画像をツリー状に分類しており、幹部分をジャンルに、さらに、枝部分を日付けで分けていた。
今は、日付のみ。だだ一つのファイルの量が多くなる為、検索が困難!僕のおつむだとね!)

やっと見つかったが(正確には、思い出したが)それは
『そういえば、画像を処理(消去)したな!』だった・・・
その時、僕は、写真は時が経過するにつれ、価値が出てくる事を発見した!
(↑これが上記の回答、つまり、特にフィルム写真は『昔の写真』って場合が多いから、価値があるように感じる。
もちろん、フイルム写真の時代は、今みたいにデジカメでパシャパシャ撮ることなんて、出来なかったから
僕の場合、フイルム写真に写っている僕はどれも『ここ一番の顔』004.gifをしている!っもあるかも・・・『それなりに!』だよ)


3 思い出の物
※前置きが長くなったが、本題はこれ!
これらの品々は今後、『絶対使わない』ことは見当が付く!
されとて、不要物の属性に分類できる質の物でもないし・・・
唯一、の対処法である、『記憶に深く刻み込み、その物は処分する』も
僕のおつむでは、到底無理だし・・・
そんな事を、これ↓をみながら考えていた。(棚を整理していると必ず出会う思い出の品。おそらく20年ぐらい前の物)
『憧れのカケラ』が棚の奥から出てきた (旦那編)_a0259207_12341817.jpg

 これは、僕が高校生の頃、ずっと愛用していたタクティクスというコロン。
僕と同年代の人は「あ~あった!あった!」ではないだろうか?
今みたいに、『コロンの種類が沢山ありすぎる』なんて事、なかったからね!当時の岩手には!

 ところで、最近の高校生はなんでコロンをつけていないのだろう?
自店へ来店してくれる高校生は、ほとんどつけていない。
僕が高校生の頃は、僕だけでなくほとんどの人が鼻がもげるぐらい(誇張なしに)
その匂いを撒き散らしていたのだが。

 それはさておき、僕がこのコロンを愛用するようになった理由は
ある先輩に僕はすごく憧れていて、その人がこのコロンをつけていたから。
その先輩は、ちょっと不良で、でも『ガンをとばす』(威張り散らす事)事はなく
 ※若い人は、見当もつかないだろうが、当時の不良少年の特徴的行動傾向として、『ガンをつける』という
 じっと相手(自分よりも弱者のみ)を睨み、意味なく威嚇し威張り散らす迷惑な習性があった。
 当然、嫌われ悪口を言われるだけである。不良に憧れていた僕でも、さすがにこれは『カッコいい』と思えなかった。

誰にでもやさしく、周囲から好かれ友達も多かった。
そして、とてもエレキギターが上手く、くわえタバコでギターをかき鳴らす。
(今なら、エグザイルのダンスを華麗に踊るってところか?)
 決定的なのは、その先輩に彼女が居たこと。
今は、普通の事なんだろうけど、当時、周囲を見回してみても
女の子と付き合うなんて、漫画と同等のあこがれの世界だった。
それが、16歳の僕にはとてもカッコイイ大人に見えた。
 今でも、その先輩のタバコとコロンの交じり合った香りや
さっきまで女の子が居たであろう余韻の残った、その先輩の部屋・・・
そこには、飲み終えたビール缶の山と、Hな本を隠すことなく置いてあったのを覚えている。
そして、そこに居るだけで、僕も大人になったような気持ちになれた事も・・・
結局、それが憧憬だけで終わってしまったことも・・・

 さて、そんな思い出に浸っていると、いつの間にか整理作業は中断していて
いつも中途半端な、『まっいっか!』状態で終了してしまう。
っで今回も、『それもまた、いっか!』で僕の整理作業は終了した。
では
# by elk12-24 | 2012-07-31 09:17 | 旦那の日常 (旦那編) | Comments(0)

それだけ?(嫁です)

朝の7:05、こちら岩手では、久しぶりに強めの地震がありました。

敏感なカメキチはすぐにトサカをおっ立てて暴れだしました。
【オカメパニック】です。

「カメちゃん、大丈夫だよ~! 落ち着いて~」

なだめている最中に、携帯の着信音。
なんとか落ち着いてくれたので、電話にでてみると

「カメは?025.gif

珍しく旦那様からでした。

「パニック!!008.gif

カメちゃんの様子を見ながら私が手短に答えると、

「以上!!・・・ぷぅ~・ぷぅ~・ぷぅ~」

えっ、それだけ?
私の返答も短いけど、それにしてもそれだけ?

余震がまだ多い頃(去年)、私が一人で留守番をしている時、
どんなに大きな余震が来ても、なんだかんだと理由を語り
電話1本よこさなかった人なのに・・・
よほどカメちゃんの事がかわいいのでしょうねぇ。

実は、今日の我が家の予定は【海水浴】でした。
しかし突然(いつもの事だけど・・)義父の大工仕事の手伝いを頼まれて
渋々実家に行った旦那様。
私は、日焼けしたくないのでどちらでも良かったのですが、
年に1度の海水浴だった為、旦那様はもの凄~く楽しみにしていました。070.gif

でも、予定通り海に行っていたら、その時間、私達は家にいなかったはず。
カメちゃんは一人ぼっちで、もっと暴れまくっていた事でしょう。
そう考えれば、かえって行かなくてよかったんですよね。
帰ってきたらそうなだめてあげようと思います。

だから夫よ、

【カメちゃんは私に任せて、しっかり働いて来なさ~い!!017.gif
# by elk12-24 | 2012-07-30 13:12 | 休日の過ごし方(嫁) | Comments(0)
 今回は、現在の雇用問題を中心に
社会の歪みを小説化した、石田衣良さんの『明日のマーチ』の感想。
                      (この小説を読んでいると↓な顔になります)
いつの間にか希望が妄想と同義語になり・・・ (旦那編)_a0259207_1124174.jpg

この本を、読もうと思ったきっかけは
自店へ来客して頂いている、お客さんからの『お勧め!』。
(いつも来店ありがとうございます~040.gif

 内容は、若者4人が『派遣切り』に遭い
地方の工場から東京までを歩いて帰るっというストーリー。
小説とはいえ結構、リアリティー色が強く
フィクションとは思えないぐらい現実的。
それを今、日本が抱える雇用や格差を誇張することなく
見事に小説化に成功しているから凄い。
この本を執筆する際、著者の石田さんは『相当、事前調査したな!』っと
簡単に解かるぐらい、完成度が高い。

 今回はちょっぴりだけ内容を・・・
(※下記には少しストーリーの内容が含まれていますのでご注意を!)
登場人物の4人の若者には、それぞれ事情がある(詳しく話すと全体像が漏れるから書かないけどね!)
その中で、僕が着目したのは、美容師を目指している少年で
その為の資金作りで、望まない派遣社員をしている。

 これに僕は、共感をしない訳にはいかなかった。
なぜなら、僕は、親にお金を出してもらえ専門学校へ入れてもらった世代だけど
今の世代(登場人物の世代)は専門学校へ入学する事も
困難になってきているという事実の差があるので!
実際、美容学校へ掛かる時間・費用は2年間で約2百万必要です。
学校に支払う費用だけで・・・
仮に、卒業でき免許を取得しても
類に洩れず、理美容業界も不況に飲み込まれている為
就職も難しいとか。
そんな状況をよく知っているから、この少年に何かを感じたんだと思う。

 でも僕は、この世代の人間ではないから
彼らの気持ちを理解する事なんて、出来ないだろうけど
僕は、彼らに対し、シンパシー(同情・共感・共鳴)だけは忘れないつもり。
だって、最近、あまりにも自分の利益の為なら、他者の犠牲を厭わない感覚が蔓延し
定着しつつあると感じるから。
だからこそ僕は、絶対にやる気のある若い世代への支援は必要だと思う。
なぜなら、現在の就職難は、ほぼ能力や努力とは全く別の問題な訳だから。
しかも、この状況を作ったのは、間違いなく団塊の世代!もしくは、その周辺世代。
『バブル崩壊』の責任は間違いなく大人の責任!
それを、『自己責任』と若者に押し付け問題をすり返るのは酷(見当違い)だと思う。
そんな状況に追い込んでおいて、自分たちは責任を取らず
若者の自己喪質思考を
『ふがいない!』と切り捨てる人間には
この本の核心(他者と気持ちを共有する事のできる幸せ。つまり、人を好きになる事・信用する勇気)に
けっして触れることはないだろう。
自分に『都合が良いから、他者と付き合う』事は、あるだろうけど。

 話の方向が私情にブレたから、話を本題に戻しまして・・・

 ズバリだけど、この作品の真髄はここ↓だと思う※『明日のマーチ』の内容の一部です。
『自分の生活だけ守って、何もかも諦めてしまえば
 少なくとも生存は出来るし、自分が傷つくことも無い
 心から望んだものが得られない・望んだ自分になれないという事が
 一番傷つくから・・・』

僕はこのフレーズに、派遣を選択しざるえなかった
今の若者の心情が、全て詰まっていると思う
おそらく、この気持ちは、これを経験した事のある
この世代の人たちにしか、絶対解らないと思う!

 僕ら世代(団塊の世代ジュニア周辺)は辛うじて、就職氷河期を逃れたけど
本人の努力や能力での差ではなく
だだ単に、生まれた時代が違うだけで、希望を望むことが
絶たれるなんて、不公平すぎる。 

 だって、雇用の問題だけでなく
国債(国の借金)の乱発だって、原子力政策(放射性物質の廃棄処理)だって
今、日本で起こっている深刻な問題のほとんどすべて
『先送り』によって生じた問題!
すなわち、現世代が消費した排泄物を
次世代の人たちに、負担させているにすぎない。
当たり前だけど、こんなやり方が、いつまでも続く訳ない
必ず破綻するのは解りきっているのに!っである。
つまり、現行の国のシステムは後の世代ほど
得る利得が少なく、負担が大きい(自分が消費した訳でもないのにね)

 またまた、話の方向が私情にブレたので、話を本題に戻しまして・・・

 さて、もちろん、終始、悲観的なストーリーではなく
中には、心温まるシーンも含まれています。
(他者との心の繋がりが描かれていて、この作品の醍醐味となっています)

 いつになるか僕には解らないけど
『自分が望んだ事に挑めるような社会が、来るような日本になればいいな!』っと思い
考えさせられた作品でした。
では、
# by elk12-24 | 2012-07-28 11:20 | 読書の話   (旦那編) | Comments(0)

夫婦ではじめた理美容室。ハンドメイドが大好きで、旦那は木工、嫁は編み物やアロマをやっています。


by elk12-24