2018年 07月 27日
哀愁な帰り道にて (旦那編)
「今日は楽しかったね!」
ポツンと寂しげに息子がつぶやいた。
今の、気分とは真逆なそんなセリフ。
僕と年中クラスの息子は、保育園の夕涼み会帰り道。
特に話をするわけでもなく、
しんみりと家路へ向かっていた時の事。
その時、僕は何だかとても寂しい気持ちを覚えたのだ。
『4歳児でも親を気をつかうんだ~』って感じたから。
もちろん、体だけでなく人格も確実に成長しているっていう、
嬉しい気持ちも、付帯してはいたものの・・・
その日、周囲の子供たちは夕涼み会を、
十分にを楽しんでいる様子だった。
もう嬉しくて、楽しくって仕方が無い。
って感覚がその会場に満ち漂っている。
一方、息子は終始不機嫌だった。
実はこの日に限って嫁の体調が悪く、
そのイベントに参加できなかったから。
母親との楽しい時間は子供にとって別格。
まして、周囲の友達が楽しそうにしていればなおのこと。
ず~と寂しい気持ちでいたのは容易にわかる。
「しかたないよ!」僕は、
この日、何度その言葉を発したことか。
もちろん状況を呑み込めない訳ではない息子は、
強気でいるものの物悲しさまでは隠せない。
結局イベントを楽しむことは出来なかった様子で、
夕涼み会は終了。
とっても陰鬱な気持ちで家路へと向かっていった最中、
「今日は楽しかったね!」っとぽつり。
哀愁な帰り道にて僕は、子供の貴重な成長の一コマを見つけた。
じゃ~またね。
by elk12-24
| 2018-07-27 11:06
| エルク旦那の子育て日誌
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